思春期早発症の原因と診断について
思春期早発症は、一体何が原因となって起こるのでしょうか?その原因は、中枢性と末梢性に分類されます。
中枢性は、通常の思春期と同じように、脳下垂体から性腺刺激ホルモンが分泌されて、その刺激を受けて性腺から性ホルモンが分泌されることによって起こります。中枢性の思春期早発症は、女子の場合は原因不明の突発性であることが多いのですが、男子の場合は脳腫瘍(胚芽腫)や過誤腫が原因となっているケースが多く見られます。
末梢性は、性腺や副腎において性ホルモンが作られて、思春期早発症が起こるもので、性腺刺激ホルモンの上昇は見られません。その裏には、副腎の腫瘍や、卵巣腫瘍、治療不十分な先天性副腎皮質過形成症、遺伝子異常によるマックキューン・オルブライト症候群、家族性男性性早熟症などが潜んでいることがあります。
病院ではまず身体の成長の経過を確認して、思春期早発症の疑いがある場合は、血液検査によるホルモン検査や、レントゲンによる骨年齢の検査が行われます。腫瘍の場合はCTやMRIでの画像診断も必要とされます。
思春期早発症は、骨の成熟を早めて低身長を引き起こすだけでなく、その裏に様々な病気が隠れている可能性がありますので、できるだけ早期に発見し、治療をすることが重要なのです。
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