思春期早発症の治療について
思春期早発症の原因を取り除いたり、原因に対応するための処置を施すことで、身体の成長の進行を抑え、通常の正常スピードに調整することが可能です。思春期早発性の裏に脳腫瘍などの病気が隠れていることもありますし、骨端線が閉じてしまってからでは低身長の治療はできなくなるので、早期に発見し、治療を開始することが大切です。
末梢性(脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの上昇はなく、性腺や副腎で性ホルモンが作られる)思春期早発症の場合は、まずは原因となっている腫瘍などに対する治療が第一に行われます。
中枢性(性腺刺激ホルモンの分泌を受けて、性ホルモンが分泌される)思春期早発症の場合は、LH-RHアナログという薬剤を使って、性腺刺激ホルモンの分泌を抑える治療が行われます。多くの場合は効果があらわれ、二次性徴の進行が止まり、退縮されていったり、骨年齢の進行も緩やかになってきます。
男子の場合、脳腫瘍や過誤腫が原因となって中枢性思春期早発症を引き起こすことが多いのですが、過誤腫の場合は摘出手術を必要としないケースが多いようです。過誤腫とは、良性腫瘍と奇形の中間のような存在で、過誤腫を構成している細胞は正常な細胞とまったく同じで、過剰に存在しているというだけなので、摘出手術は必要とされません。
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